ほんとにほんとにほんとにほんとにライオン田
出版社で働くライオン。
ライオンのような人じゃなくて、ほんとにほんとにライオン。
学歴は高いけれど、小心者でお人よし。
リアルなライオンの絵なんだけれど、スーツ姿が3等身で、性格とともにとっても可愛い。
ネットで毎週更新される漫画で、今でも只で見れるンだけど、本で見たいなと思いました。
何度も読んでいて、筋は判っている、こんな本を読みながら寝るのが好きなんです。
まるでホットミルクのような・・というか。
ライオン田は四つ子で(ライオンは多産なので)、兄弟はそれぞれ個性的。
お気楽モノのお兄ちゃんのファンです。
PLUTO
とうとう終わりました・・PLUTO。
PLUTO 8 (ビッグコミックス)
浦沢 直樹
第一巻が、2004年11月だから、約5年間近くかかったんですねェ・・長かった・・
その昔TVで見た『鉄腕アトム』版の事も、なんとなく覚えていて、最後に、敵だったプルートウがかわいそうだなと思ったのを覚えています。
子供の頃見た手塚版も、印象的なお話だったけれど、筋を変える事無く、こんなに面白く深い話に作り上げた浦沢直樹さんも、天才なんだナァ・・と思いました。
今回、最終巻が出たので、第一巻から読み直しているんですが、白いライオンとか、無許可の医師とか、手塚治虫さんの他作品への敬意が散りばめられている。
そして、これは実際に起こったあのことだ・・とか、ココはあの映画のシーンかな・・・とか、ストーリーを追うだけでなく、あれこれイメージが膨らんで来ます。
覚えが悪いのか、ちゃんと読んで無かったのか、今になって細かなストーリーに気づくこともあり、考えさせられる深いテーマあり、何より、前回涙が出た所は、今回も胸が締め付けられてしまいます。
子供の頃大好きだったアトムが、こんなに可愛く繊細な男の子として描かれているのも、嬉しいことです。